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ギターで鼻歌メロディにコードを付ける方法とキーの探し方!作曲、耳コピの音楽理論

投稿日:2020年8月4日 更新日:

ギターを使ってメロディにコードを付ける方法を紹介します。

鼻歌から作曲したり、好きな曲のコード進行を自分で作りたい人は参考にどうぞ。

耳コピやアレンジにも繋がる話です。

音楽理論のことをザックリ書いていきますが、そんなに難しいことじゃないので、1つずつ理解していきましょう。

こべんてん
ラジオで流れるジングル風の曲なら即興で作れるよ

ギターで鼻歌メロディにコードを付ける方法

  1. メロディを弾いてキーを決める
  2. ストロークしてコードチェンジのタイミングを把握する
  3. ダイアトニックコードをスケールの度数とリンクさせて試す
  4. ノンダイアトニックコードも試してみる

★必要な知識
ダイアトニックコード、メジャーとマイナスケールの度数、移動ド、指板の音名、いろんなコードを5、6弦ルートで押さえられること。

似たような音のコードで代理する考え方があるので、たとえば原曲とベース音が違っていたとしてもアレンジだといえばそれで通ります。

原曲の雰囲気が出ていて、気持ちよく歌えればOK!

ネットや本を見て答え合わせするのもイイですが、それ以外にも正解があることを知っておいてください。

音楽理論の解説は後にして、やり方だけザッと書いていきます。

トトロの「さんぽ」でコード進行の作り方を見てみましょう。

C G C Am Dm G7
あるこう あるこう わたしはげんき

F Em Dm G7 C
あるくのだいすき どんどんいこう

ギターを使ってキーを見つける方法

キーを決めないとダイアトニックコードも決まらないので、まずはキーの探し方から。

移動ドやスケールについて知らない人はここから一番下の見出しへどうぞ。

メロディの大部分はスケール音で作られるものなので、そのスケールの1度がキーということになります。

鼻歌メロディをギターで弾いて、2個続きの形が出てきたら1度に目星を付けます。

メジャースケールの1~7度はドレミファソラシ(移動ド)で、71 34はシド ミファです。

ギターの指板での配置↓↓↓

34
71
55

※2弦を挟むとずれるので注意
334
71
55

2個続きの形と周辺のメロディ音を使ってドレミファソラシドが弾けたらほぼ1度で確定。

スケール外の音で形成されていた場合は、ドレミファソラシドに聴こえないはずなので他を探してください。

Bメロやサビだけ別のキーにする曲もあるのでその点注意。

さらに確信を持つために1度の特徴も知っておくとイイです。

★1度の特徴

  • サビの伸ばすところに使われがち
  • 曲の始まりや終わり、サビの頭、Aメロなどの繰り返し部分で見かける
  • 5→1と進行するとそれ以上ない終止感のある動きになる

「起立、礼、着席」のチャーンチャーンチャーンがまさに終止感を感じられる1→5→1(キーCのC→G7→C)という進行なんですが、もし5(ド→ソ→・・)で止まっていたら気持ち悪くて仕方ないですよね。

この5の感じをつかむのも1度を見つける大きなヒントになります。

終止というくらいだから、フレーズの終わりや繰り返される部分は要チェックです。

こべんてん
Bメロを5で終わらせてサビを1で始めることもよくあるよ

1度の特徴とドレミファソラシドを使って「さんぽ」のキーを探ると、原曲キーがC(ド)だと分かります。

もし自分のギターで確認するなら、井上あずみさんご本人様が歌っている動画で音の高さを合わせましょう。

YouTubeには原曲キーじゃない動画も沢山あるので注意です。

こべんてん
本人映像でもキーを変えて歌ってることがあるけどね

マイナーキーはメジャースケールの6度を目星に

メジャースケールの6度から並べたラシドレミファソ(移動ド)という音階がマイナースケールです。

マイナースケールの形から1度を探してもイイですが、メジャースケールの6度の位置に1度の特徴を感じたらマイナーキーだと推測することもできます。

メジャースケールの2個続きの形が見つからなく、さらに6度が1度っぽく聴こえたらマイナーキーである確率が高いです。

ちなみにマイナースケールはメジャースケールの3、6、7度が1フレット(半音)下がった形になります。

マイナースケールの2個続きの形はこうなります(56 23=ミファ シド)↓↓↓

771223
4556

※2弦を挟むとずれるので注意
6771223
4556

アニソン「タッチ」がキーBmなので、ギターでメロディを弾いて感覚をつかんでみてください。

ダイアトニックコードの使い方

メジャースケールやマイナースケールから作られたのがダイアトニックコードです。

「さんぽ」がキーCだったので、Cのダイアトニックコードを使います。

1度メジャー、2度マイナーなどと読んでください↓↓↓

★3和音

★4和音(3和音をオシャレにしたバージョン)

Aメロのコード進行だけですが、見事にキーCのダイアトニックコードだけが使われていますね↓↓↓

C G C Am Dm G7
あるこう あるこう わたしはげんき

F Em Dm G7 C
あるくのだいすき どんどんいこう

ストロークしながら適当に合わせていき、どれもしっくりこなかったら3、6、7度の♭コードやdimコードを試します。

ノンダイアトニックコードは無数にあるワケですが、メロディの音を含んだコードになることが多いので、その音を押えるコードをいくつか試せば大体合うはずです。

「さんぽ」も全てのコードがメロディの音を含んでいました↓↓↓

ソド ラソ
C G
あるこう あるこう

ミソ シラソ
C Am Dm G7
わたしはげんき

ラララ ドシラ
あるくのだいすき
F Em

ソラソ 
Dm G7 C
どんどんいこう

ダイアトニックコードはコードネームではなく型で覚えよう

ダイアトニックコードの型(全てのキーで共通)を覚えておけば、何度が何のコードなのかはギターの指板を使ってすぐに分かります。

メジャーキーのダイアトニックコードは1、4、5度がメジャーコード、それ以外はマイナーコード、7度はm(♭5)です。

それを6番目から並べるとマイナーキーのダイアトニックコードになります。(5度をセブンスコードにすると良い)

キーCのダイアトニックコード↓↓↓
C、Dm、Em、F、G、Am、Bm(♭5)

キーAmのダイアトニックコード↓↓↓
Am、Bm(♭5)、C、Dm、Em(E7)、F、G

コード進行を度数で書く利点

どんなキーでもすぐに弾けるようになるのが1つ目の利点です。

コードネームをダイアトニックコードの1~7の数字(度数)で置き換えるとこうなります↓↓↓

1 5 1 6 2 5
あるこう あるこう わたしはげんき

4 3 2 5 1
あるくのだいすき どんどんいこう

これをCメジャースケール上で弾けばキーC、Gメジャースケール上ならキーG、さらにマイナースケール上で弾くと哀愁漂うアレンジになります。

度数はコードのベース音の位置でもあるので、あとは度数に対応したコードの型とメジャースケールやマイナースケールの指板上の度数配置が見えていれば、コードネームを覚えていなくても押さえられるようになります。

「さんぽ」をCメジャースケールの上で弾いてみると、このコード進行になるはずです(セブンスかどうかは気にしない)↓↓↓

C G C Am Dm G7
あるこう あるこう わたしはげんき

F Em Dm G7 C
あるくのだいすき どんどんいこう

コード進行を度数で考える利点として、次に来るコードを予測しやすくなることも挙げられます。

カノン進行や王道進行といったキレイに聴こえるコード進行を度数で覚えておけば、キーが変わった時でも予測しやすくなるのです。

「さんぽ」に1→6→2→5(イチロクニーゴー)や2→5→1(ツーファイブワン)という有名なコード進行が入ってるんですが、

この進行が聴こえただけで1度が判明してキーが分かったりします。

作曲や耳コピする時にめちゃくちゃ役立つ能力なので、これからはコードネームじゃなく度数でコード進行の引き出しを増やしていくとイイです。

こべんてん
ネットや本のコード譜を解析してみるのも面白いよ

ダイアトニックコードは指板の度数が見えていれば導ける

メロディにコードを付けたいなら、覚えるべきはメジャーとマイナースケールの度数配置です。

どちらのスケールも1~7度の間隔はそれぞれ決まっているので、1度の周りに何度があるのかさえ覚えておけば、キーが変わっても対応できるようになります。

G(ソ)を1度とした時のメジャースケールの度数をギターで確認してみましょう。

1度=G(ソ)、2度=A(ラ)、3度=B(シ)、4度=C(ド)、5度=D(レ)、6度=E(ミ)、7度=F♯(ファ♯)

こべんてん
これでドレミファソラシドに聴こえるよ

ダイアトニックコードの型通りに書きだすと・・

G、Am、Bm、C、D、Em、F♯m(♭5)であることがギターの指板だけで分かります。

スケールの度数配置を覚えるのが大変かもしれませんが、こういうことを知っていた方がギターの腕前は確実に上がるので頑張ってみてください。

1度を探す(覚える)方法としてCAGEDのコードフォームを使った考え方があります。

これについてはアドリブの記事でご覧ください↓↓↓

こべんてん
指板の音を度数で把握することはアドリブ演奏にも繋がるよ

ダイアトニックコードの役割について

ダイアトニックコードの肝はスリーコードと呼ばれる1、4、5度です。

それ以外は音が似ている代理コードだと思ってください。

  • 1度の代理コードは3、6度
  • 4度の代理コードは2度
  • 5度の代理コードは7度(5/7のオンコードにするとよい)

「さんぽ」のコード進行をスリーコードだけにしてみました↓↓↓

1 5 1 1 4 5
あるこう あるこう わたしはげんき

4 1 4 5 1
あるくのだいすき どんどんいこう

完コピを目指すなら別ですが、こういうアレンジだといえばこのコード進行も正解です。

音楽は自由だし、音楽理論から外れても不正解なんてことはありません。

むしろ少しくらい外れていた方が、アレンジがきいてイイ感じに聴こえるもんですよ。

コードの役割を示すのがT(トニック)、SD(サブドミナント)、D(ドミナント)です。

トニックは落ち着くコード、ドミナントは落ち着かない不安定なコード、サブドミナントはどちらでもない中性的なコードです。

終止感の話を書きましたが、5→1という動きを理論的に見ると不安定なドミナントから落ち着くトニックへ進行するものだといえます。

代理コードではなく5度と1度を使うと強烈な終止感が得られ、さらに5度をセブンスコードにすると終止感が増します。

「起立・礼・着席」のC→G7→Cをギターで鳴らして、いろんなキーで5度と1度の響きを感じましょう。

3度は5度の音とも似てますが、終止感があまり出ない進行になるため、1度の代理として使う方が合っています。

3度の(D)はそういう意味です。

「さんぽ」でコードの役割を確認してみよう

T D T T SD D
あるこう あるこう わたしはげんき

SD T SD D T
あるくのだいすき どんどんいこう

トニックから始まってトニックで終わるという、安心感のある教科書通りの素晴らしいAメロです。

最後にばっちりD→T(5→1)の終止進行が入って、こうすることでAメロの終わりを宣告して、Bメロの始まりを予感させてるんですね。

T→T→SD→D(1→6→2→5)のイチロクニーゴーやSD→D→T(2→5→1)のツーファイブワンが使われていたり、解析してみると音楽の仕組みが見えてきて面白いです。

メロディは著作権があるけれど、コード進行にはないので、良さそうなコード進行を見つけたら自分のオリジナル曲にどんどん活かしていきましょう。

移動ドとスケールについて(ザックリ音楽理論講座)

移動ドとは

たとえば「レ」から始めてレミファ♯ソラシド♯と弾いてもドレミファソラシに聴こえるんですが、それを実音のレミファ♯ソラシド♯ではなく、ドレミファソラシで考えることを移動ドといいます。

こべんてん
実音で考えるのを固定ドっていうよ

最初の音から「全全半全全全半」という音の間隔で並べるとドレミファソラシドに聴こえる仕組みで、メジャースケールという名前が付いています。

なのでC(ド)から始まるドレミファソラシドはCメジャースケールだし、D(レ)から始まるドレミファソラシドはDメジャースケールです。

メジャースケールの6番目から並べて「全半全全半全全」にすると、それがマイナースケールのラシドレミファソラです。

マイナースケールは3つあってややこしいんですが、とりあえずこれだけ知っておけばOK。

A(ラ)から始まるラシドレミファソラはAマイナースケール、B(シ)から始まるラシドレミファソラはBマイナースケールです。

ギターでメジャースケールの2個続きの形を確認しよう

スケールの最初の音=1度=キーです。

シド、ミファだけ黒鍵を挟まない2個続きの形(半音の間隔)になってますよね↓↓↓

ギターも同様に2フレット続きの形で指板上にシド、ミファが形成されています。

それがこの形(1~7度=ドレミファソラシ)↓↓↓

34
71
55

※2弦を挟むとずれるので注意
334
71
55

この形はメロディのキーを探す時に役立つので目に焼き付けといてください。

こべんてん
指板のどこからでもドレミファソラシドが弾けるとイイね!

Cメジャースケールで指板全体を確認↓↓↓

ここを押すと最初の見出しに戻ります。

知っておいてもらいたい音楽理論をザックリ説明してみました。

とんでもなく長くなりましたが、ギターで鼻歌メロディにコードを付ける方法は以上です。

最後にキー探しの問題を。

「となりのトトロ」でキーを当ててみてください↓↓↓

クリックやタップで答え合わせ
正解はキーFです。

3弦10フレットのF(ファ)の位置に2個続きの形ができます。

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