簡単そうに見えて、全ての弦を鳴らすのが難しいコードってありますよね。
その代表が個人的にバレーコードのマイナーセブンスだったりします。
たとえば6弦ルートのFm7やGm7↓↓↓
Fの感覚で押さえるとどうしても4弦が鳴りません。
5弦ルートのBm7とかも3弦が鳴らないクセモノです↓↓↓
原因は4弦や3弦が第1関節の隙間に入るからなんですよね。
筆者の解決方法はこちら(現在は追記で載せた省略コードを使ってます)↓↓↓
マイナーセブンスを押さえるコツ
鳴ってない弦に第1関節が当たらぬよう人差し指をずらして、さらに斜めに押さえるようにしてます。
これで全弦鳴るようになりました。
とくにBm7は斜めに押さえると鳴らしやすいのでお試しください。
人差し指はまっすぐじゃなく、弧【⌒】の形で置いてるのもポイントですよ!
そして手首を前に出す意識を↓↓↓
押さえ方は手の大きさによるので、指や手の角度を少しずつずらしていって、キレイに鳴るポジションを見つけましょう。
人差し指をずらすことで逆に苦労することも
下のようなマイナーへのコード進行の時に今度は5弦が鳴らなくなるんですよね。
人差し指を固定して押さえるだけなら簡単なんですけど、微妙に位置を変えなきゃいけなくて慣れが必要だったり。
ぶっちゃけジャカジャカやれば1音くらいならごまかせます。
でも、アルペジオをキレイに響かせるならこういう細かいところを鳴らせるようにしないとね。
aikoさんの「恋をしたのは」にこのコード進行が出てきます。
先日弾き語ってみたんですが、低音弦を響かせるのってやっぱり難しいです(⊃ω-`
アコギを買ったばかりの初心者さんは、キレイに鳴らなくても気にしすぎないように。
いろんなコードを練習してると指の皮がむけて厚くなります。
鳴り始めるのはその頃なので、簡単なローコードもまぜながらバランスよく練習しましょう(*・ω・)ノ
マイナーセブンスの省略コード(追記)
最近は2本の指を使ってこんな押さえ方で弾いてます。
こっちの方が7度(m7)がしっかり鳴って良い!
ギターの上手い人たちはみんなこう押さえてるし、筆者も基本形を使わなくなったので、6弦ルートのセブンス系はこの形で覚えた方が将来的にイイと思います。
ちなみに薬指を付け足せばセブンスコードです↓↓↓
1弦は6弦と同じ音なので、指が届くなら押さえてもOK。
数字(度数)について知りたい方はこちらの記事をどうぞ↓↓↓
