簡単そうに見えて、全ての弦を鳴らすのが難しいコード
その代表がバレーコードのマイナーセブンスだったりします。
ギターを始めたばかりの頃はキレイに鳴らなくて困ってましたが、6年でいろんな押さえ方を知って解決することができたので紹介します。
6弦ルートのマイナーセブンスをキレイに鳴らす押さえ方
ギター初心者向けの教本なんかで見かける6弦ルートの押さえ方はこれですよね↓↓↓
ぶっちゃけ、この形は全く使いません。
4弦とか鳴らなくないですか?
キレイに鳴らせなくて困っているなら、今日からこの押さえ方に変えましょう↓↓↓
6弦は親指で押さえてもOK↓↓↓
こっちの方が大事な4弦(7度)の音がしっかり鳴ってイイですよ。
ギターが上手い人たちはみんなこの形で弾いてますし、6弦ルートのセブンスコードはこの形で覚えた方が将来的にイイと思います。
まずはローコードのAを人差し指だけで押さえられるように練習を。
ちなみに指を少し付け足すだけで、セブンスやメジャーセブンスコードも弾けます↓↓↓
1弦は6弦と同じ音なので、指が届くなら押さえるのもありです。筆者は1弦の音が必要な時以外は鳴らしません。
数字(度数)について知りたい方は、こちらの記事を参考にどうぞ↓↓↓
5弦ルートのマイナーセブンスをキレイに鳴らす押さえ方
バレーする5弦ルートのマイナーセブンスは、3弦(7度)の音が鳴らないクセモノ↓↓↓
4弦と1弦(5度)の音を省略してバレーせずに押さえると簡単です↓↓↓
3フレット以降では次のような押さえ方もよく使います↓↓↓
コードチェンジする時の指の移動距離を短くできたり、中指や人差し指をスライドさせて味付けしやすくなる所が良いです。
※指を開くので初心者向けではありません。
バレーコードのマイナーセブンスを押さえるコツ
全く使わない押さえ方ですが、一応コツだけ書いておきます。
キレイに鳴らないのは、第1関節の隙間に4弦や3弦が入ってしまうからなんですよね。
6弦ルートのマイナーセブンスは4弦(7度)の音が大事なので、ここがしっかり鳴るように人差し指をずらしていきましょう。
人差し指を弧【⌒】の形で置くと押さえやすいかと思います。
画像では指の腹を使っているように見えますが、実際には側面で押さえています↓↓↓
5弦ルートの形でも同じことです。
こちらはバレーで押さえることもよくあるので、大事な3弦(7度)の音がしっかり鳴るように練習を。
ジャカジャカやれば1音くらいならごまかせますが、アルペジオはこういう細かい所も鳴らせるようにしないといけません。
ギターを始めたばかりの初心者さんは、キレイに鳴らなくても気にしすぎないように。
いろんなコードを練習してると指の皮がむけて厚くなります。
鳴り始めるのはその頃なので、簡単なローコードもまぜながらバランスよく練習しましょう!