最近は大石昌良(オーイシマサヨシ)さんのギターテクニックを真似るために、ずっとダウンチューニングでアコギを弾いてます。
上に載せたスラップ講座(Go!Go! GUITAR プレイバック)が1音下げチューニングということで、初めてダウンチューニングにしたワケですが・・
こんなにコードが押さえやすくなるとは!
チューニングで弦のテンションが弱まるのは、レギュラーチューニングに慣れちゃってたこともあって盲点でした。
もしかしたらギター初心者さんも鳴らないバレーコードが弾けるかもしれませんよ。
半音下げチューニングにする方法と注意点を書いておくので、ちゃんと理解した上で変えてみてください。
ダウンチューニングにするメリット↓↓↓
- コードが押さえやすくなる
- 同じコード進行のままキーを下げられる
- 特に低音弦の響きが豊かになる
- スラップ奏法でベチベチ鳴って気持ちイイ
ギターを半音下げチューニングにする方法
6弦から順にE♭A♭D♭G♭B♭E♭(D#G#C#F#A#D#)に合わせると半音下げチューニングになります。
カポ1の状態でレギュラーチューニングに合わせればそれで半音下げチューニングになるんですが、
カポを外すと微妙にずれた音になるので、クロマチックに対応したチューナーで正確に合わせた方が確実です。

このブログで紹介したスマホアプリの「GuitarTuna」だと有料版しかクロマチックに対応してないようですね。
無料アプリだとクロマチック機能に対応してないものが多いようだし、何度もチューニングすることを考えれば、やはりクリップチューナーを1つ持っておくべきだと思います。
ギター初心者におすすめのクロマチックチューナーは「Pitchclip 2」です。
電源ボタンしかなくて超シンプル。
数量限定の「ポケモン仕様のPitchclip 2」を紹介しました↓↓↓
チューニングは様々な要因で狂うものなので、ぜひともこの機会にクリップチューナーをお求めください。
耳で合わせる用に参考動画も載せておきます↓↓↓
ダウンチューニングの注意点
レギュラーチューニングで原曲キーになる曲を半音下げや全音(1音)下げチューニングで弾けば、それはカラオケで言うキーを下げたのと同じことになります。
ダウンチューニングにしてもコード進行を変えずに弾けるから演奏上は問題ないんですが、
最初からダウンチューニングに慣れてしまうと、実際の音を間違えて覚えてしまうかもしれないので注意です。
たとえば半音下げチューニングだと5弦3フレットがC(ド)ではなく半音下がってB(シ)になるので、下図のように3フレットをルート音にするCコード(カポなし)を押さえても、実際にはBコードの音が鳴っていることになります↓↓↓
半音下げてC(ド)がB(シ)になる理由はピアノの鍵盤で確認した方が分かりやすいかもですね↓↓↓
ドを半音下げるとシですよね。
ド~シを黒鍵を含めて英語で書くと【C、C♯、D、D♯、E、F、F♯、G、G♯、A、A♯、B】だから、C(ド)を半音下げるとB(シ)となります。

そのコードの一番低い音と指板の位置をポジションマーク込みでリンクさせて覚えていくものですが、ダウンチューニングにするとそれがずれるため、レギュラーチューニングに戻した時に混乱します。
実際の音を間違えて覚えてしまうことはギター初心者にとって一番厄介なことです。
チューニングを変える時はこのことを理解した上で変えてください。
小難しいことを書きましたが、上手にダウンチューニングを使ってギターの弾き語りをカッコよくしていきましょう!
★追記
大石昌良さんのことを知らない方はYouTubeで弾き語り配信を見てみるとイイです。
「ようこそジャパリパークへ」や「ピエロ」などご本人様の曲はもちろん、「シュガーソングとビターステップ」や「セロリ」といったカバーもカッコよすぎてギターのモチベーションが爆上がります。