ダイアトニックコードを使ってオリジナルソングを作りましょう!
それぞれのキーによく合う7つのコード、それがダイアトニックコードです。
キレイに聴こえるコード進行も論理的に分かるようになるので、作曲するなら絶対に知っておくべき!
作曲に興味を持ち始めたギター初心者に向けて、いろいろハショって説明しました。
ギターを使ったダイアトニックコードの見つけ方はぜひ覚えて帰ってください。
ギターでダイアトニックコードを弾いてみよう
下に並べたのはキーCのダイアトニックコードです。
3和音↓↓↓
4和音(△はMやmajのこと)↓↓↓
ダイアトニックコードは型が決まっていて、
メジャーキーのダイアトニックコードは1、4、5番目がメジャーコードでそれ以外はマイナーコード、7番目はm7(♭5)です。
7番目は4和音のm7(♭5)ばかり使うので、こちらを覚えておけばOK。
これを6番目から並べるとマイナーキー(この場合だとAmキー)のダイアトニックコードになります。
T:トニック、SD:サブドミナント、D:ドミナントで、
キレイに聴こえるコード進行というのは、T→D→TやT→SD→D→Tというような並びになります。
ヒットソングに使われてるコード進行↓↓↓
- 小室進行:6(T)→4(SD)→5(D)→1(T)
- 王道進行:4(SD)→5(D)→3(T)→6(T)
- イチロクニーゴー:1(T)→6(T)→2(SD)→5(D)
スリーコードと呼ばれる1→4→5も覚えておくとイイです。
コード進行に著作権はないし、オリジナルソングにそのまま使ってもOK!
メロディ(鼻歌部分)やリズムを変えると全く別の曲になるので、弾きながら鼻歌で歌ってみてください。
コード進行を複雑にする技(理論)がいろいろあって、それを覚えるとノンダイアトニックコードを含んだイイ感じの曲に仕上がります。
そのうち書くかもですが、早く知りたい人はYouTubeで調べてみるとイイですよ。
うちやまさんの動画をおすすめしておきます↓↓↓
ギターで♯や♭の付くダイアトニックコードを自力で見つける方法
キーCは何も付かないんですが、それ以外のキーになると♯や♭のコードが出てくるんですよ。
♯や♭の付くコードをギターで見つける方法
これを知っておけばネットで調べることなく、自力でダイアトニックコードを導き出せるようになります。
覚えることは2つです。
- 3フレットのGからの動きとファドソレラミシ
- 8フレットのFからの動きとシミラレソドファ
Gからの動きで♯の付くコードを見つけよう
指板の動きに合わせて、♯の付くコードが順番に増えます。
- キーG:ファ
- D:ファド
- A:ファドソ
- E:ファドソレ
- B:ファドソレラ
- F♯:ファドソレラミ
- C♯:ファドソレラミシ
♯の付くコードが分かったら、あとはダイアトニックコードの型に当てはめればイイだけです。
キーAならファドソに♯が付くのでA、Bm、C♯m、D、E、F♯m、G♯m(♭5)となります。
「3和音 メジャー ダイアトニックコード」と画像検索して答え合わせしてみてください。
ちなみにC♯は♯が7個も付くので、キーD♭で考える方が一般的です。(たぶん)
表などになければ、D♭で答え合わせしましょう。(♭系の探し方は次を参考に)
Fからの動きで♭の付くコードを見つけよう
こちらも同じく、指板の動きに合わせて♭の付くコードが順番に増えます。
- キーF:シ
- B♭:シミ
- E♭:シミラ
- A♭:シミラレ
- D♭:シミラレソ
- G♭:シミラレソド
- C♭:シミラレソドファ
ゴチャゴチャするという理由でG♭はF♯、C♭はBで書くことの方が多いです。
どっちみち調号の付く数はそんなに変わらないんですけどね・・。
6番目から並べるとマイナーキー(CならAmキー)になるので、これで全キーのダイアトニックコードが書けるようになったはずです。
マイナーコードが出てくる理由、数字でコード進行を覚える意味など、まだまだ語れることはあるんですが、このくらいにしときます。
ダイアトニックコードを理解するとイイことばかり!
ギターでオリジナルソングが作曲できるように頑張りましょう。