動画をスロー再生しても、右手をどう動かせばいいのか分からない…
そんな悩みを持っていませんか?
リズム感が良い人とそうでない人の差は、才能ではなく「リズムを言葉にして、整理整頓できているか」の違いだけです。
この記事では、「リズムを箱に入れる」という考え方を使って、8ビートと16ビートのストロークを劇的に分かりやすく解説します。
これが分かれば、今まで「なんとなく」で誤魔化していたリズムが、パズルのようにカチッとハマるようになりますよ!
イメージしやすいように、解説は「部屋」に分けて説明していきますね!
8ビートのリズム譜を読んでみよう
YouTubeにアニソン特化のコード動画を50本上げたんですが、そこで実際に使ったストロークをピックアップしてリズム譜を作ってみました。
まずは8ビートストロークの例です。

これはアニメ「ウマ娘 プリティーダービー」のオープニングテーマ「ユメヲカケル!」の冒頭で弾いたストロークリズムです。
5秒くらいまでのところ。
この曲は楽譜に書いてある通り4/4拍子です。
今回説明することは4/4拍子での話なので、試す時は4/4の曲でお願いします。
4/4の意味は、1小節の中に4分音符が4つ入るってことです。大半の曲がこれに当てはまるんですが、そうじゃない曲もあるので最初にチェックしてください。
4/4は4拍子だから、まず4部屋を用意します。

ここから一番短い音符に合わせて部屋を分けるのがコツです。
今回は8分音符が一番短い音符なので、8部屋に分けます。

4分音符が2部屋分、8分音符はその半分で1部屋分です。
楽譜を言葉にするとこの部屋にピッタリ収まるので、リズム譜を見てやってみましょう。

タを鳴らす、ンを空振りだとすれば、
まず最初は4分音符だから2部屋使ってタン。
次は8分音符だから1部屋使ってタ。
次の弧でつながれたのはタイといって、つながれている音符の長さ分だけ音を伸ばします。2回鳴らすワケじゃないので気をつけましょう。
8分音符+8分音符の長さなので、2部屋使ってタン。
残りの3つは8分音符だから3部屋使ってタタタですね。
実際に部屋に入れるとこうなります↓

ストロークを書くとこうです。
タン タタ ンタ タタ
↓↑ ↓↑ ↓↑ ↓↑
1拍目の裏と3拍目の表で空振りするんだと、すぐ分かりますね!
さて、ここまでは8ビートで弾く場合の話でした。お次は16ビートで考えてみましょう。
16ビートのリズム譜を読んでみよう
ユーミンの「やさしさに包まれたなら」で使ったストロークパターンをリズム譜にしてみました。
演奏はこちら↓

一番短い音符が16分音符なので、16部屋に分けます。

8ビートでは4分音符が2部屋分、8分音符はその半分で1部屋分でした。
それに対して16ビートは4分音符が4部屋分、8分音符が2部屋、16分音符が1部屋になります。
リズム譜を順番に見ていきましょう。
最初のタイでつながれたところは8分音符+16分音符なので、3部屋使ってタアア。音を鳴らした後に2回空振りします。ンでもいいですが、読みやすさ的にアに変えました。
次は3連続で16分音符なので、3部屋使ってタタタ。
次のタイはさっきと全く同じです。8分音符+16分音符なので、3部屋使ってタアア。
その後は7回16分音符だから、7部屋使ってタタタタタタタ。
部屋に入れるとこうなります↓

こんなストロークパターンです。アは空振り。
タアア タタタ タアア タタタ タタタタ
↓↑↓ ↑↓↑ ↓↑↓ ↑↓↑ ↓↑↓↑
拍を意識するとこんな書き方になるんですが、分かりにくい。
タアアタ タタタア アタタタ タタタタ
↓↑↓↑ ↓↑↓↑ ↓↑↓↑ ↓↑↓↑
ジャーンで書いた方が見覚えあるかも。こういうパターン聞いたことないですか?
ジャーン ジャジャジャ ジャーン ジャジャジャ ジャジャジャジャ
ただ、これだと空振りが曖昧になるので、慣れるまでアを使うことをおすすめしますよ!
8分音符や16分音符を装飾で混ぜるパターンに注意
一番短い音符に合わせて部屋を分けると書きましたが、雰囲気を出すために1拍だけ混ぜたりする場合があるので注意です。
下の画像は、8ビートで弾きつつも4拍目だけ16分音符を入れた例↓

こういう時に1拍目から16部屋に分けると上手く入りません。
おかしい時は、装飾にだまされているかも。部屋の数を変えてもう一度確認してみてください。
まとめです。
- リズム譜は言葉にして部屋に入れると理解しやすい
- 楽譜の4/4は1小節の中に4分音符が4つ入ることを意味する
- 4/4は4拍子だから部屋を4つ作る
- 小節の中で一番短い音符に合わせて部屋を分ける(装飾パターンに注意)
- 4/4拍子の時、8ビートは1拍=↓↑で2部屋=4分音符の長さ
- 4/4拍子の時、16ビートは1拍=↓↑↓↑で4部屋=4分音符の長さ
- タイはつながれた音符の長さ分伸ばす
- 8ビートは1小節を8部屋に分けるイメージ
- 16ビートは1小節を16部屋に分けるイメージ
- 8ビートは1拍を2つで感じるリズム
- 16ビートは1拍を4つで感じるリズム
あとは付点音符や休符について知れば、ちょっと複雑なリズム譜も読めるようになると思います。
付点はその音符の半分の長さを追加で伸ばすだけの話で、付点4分音符なら+8分音符だし、付点8分音符なら+16分音符です。その通りに部屋に入れてやれば、ピッタリ収まります。
3連符のリズムもありますが、これは「1拍=3部屋」と考えると分かりやすいです。
弾き語りではシャッフルストロークでよく使われます。楽譜の最初にシャッフルの記号が書いてあったら、1拍を3つに分けて感じるんだと思ってください。
簡単なことはYouTubeのコミュニティ投稿でも解説してたりするので、少しでも知識を吸収したい人は、ぜひチャンネル登録お願いします。ギターが弾けるようになる有益な情報を投稿していきます!
YouTubeチャンネルにある50曲のコード動画を見るなら、ぜひ今日の「部屋」を思い出しながら、右手の動きを観察してみてください。
譜面がなくても、「あ、今は16個の部屋で動いてるな」「ここで空振りが入ってるな」という視点を持つだけで、今まで見えなかった右手の秘密が手に取るように分かるはずです。
1曲ずつ、ゆっくり攻略していきましょう!
YouTubeチャンネルはこちら↓
カンヤマのギターちょい弾き部
