ギターで「魂のルフラン」を弾いてみよう！コードの押さえ方とストローク方法（半音下げチューニング）

映画「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生」で流れる、「魂のルフラン」をギターで弾いてみましょう！

コードの押さえ方とストローク方法を紹介します。

使ったことのない指使いがあるかもですが、人差し指でセーハするバレーコードがないので、入門クラスの初心者でなければなんとか弾けるはず！

コードはchordwikiの半音下げチューニングを参考にしてます。間奏の何言ってるのかよく分からない部分は端折りました。

高すぎて歌えない人はカポを付けてオク下で歌うと良いです。

例えばカポ1にするとキー＋2になり、原曲キーから－10下げて歌っているのと同じになります。

上げたキーと下げたキーは足して12になる関係なので、覚えておきましょう。

「魂のルフラン」出だしのサビの弾き方

使用コード↓

コード進行↓
Am│Em│FM7│Em7│
Dm7│G7│CM7│Bm7(b5)　E7│
Am│Em│FM7│Em7│

カポ1で弾いてみました↓

この出だしのサビだけ、6拍子です。

ここは123　456とゆったりとした2拍子のリズムを感じて弾くパートであることに注意しましょう。

アルペジオとジャラ～ンを混ぜて弾くと雰囲気が出ます。

録音では123の1をジャラ～ンで、23　456をアルペジオにしてみました。

アルペジオの所はコードを押さえたまま、23で低音弦から高音弦に上がっていって、456で低音弦に下がっていくように弾くとイイ感じになるかと思います。

4が一番高い音になるようにピッキングしてみてください。

コードの押さえ方を変えてみる

G7は1弦を開放弦にしても違和感ありません。

ただ、Dm7→G7→CM7→Bm7(b5)→E7の1、2弦で奏でるメロディのことを考えれば、1弦1フレットは押さえた方が良いです。

Dm7の4弦解放の音をしっかり鳴らした状態でコードチェンジすると、キレイなアルペジオで弾けます。

「魂のルフラン」イントロ、間奏、アウトロの弾き方

使用するコード↓

コード進行↓
Am7(omit3)│Am7(omit3)│
Am7(omit3)　A(omit3)　Aadd9(omit3)│Aadd9(omit3)│
Am7(omit3)　A(omit3)　Asus4│Asus4│
F/A　F6/Aの3弦2フレットの音を狙う→F6/A│F6/A│

カポ1で弾いてみました↓

イントロから4拍子になります。

Ａのパワーコードをダウンストロークでボンボン鳴らしてメロディを入れる感じにしました。

メロディが聴こえるようにしたいので、メロディ前までは5、4、３弦だけに当ててピッキングしています。

そしてメロディがこの3つの流れです。

1. 3弦開放→3弦2フレット→1弦開放
2. 3弦開放→3弦2フレット→2弦3フレット
3. 4弦3フレット→3弦2フレット→2弦3フレット

それぞれの音を狙ってストロークするとコードとメロディが同時に弾けます。

メロディの音をコードの最高音にするつもりでストロークすると良いです。

特にメロディの最後の音はしっかり狙いましょう↓

1. Aadd9(omit3)の1弦開放
2. Aadd9(omit3)＋2弦3フレット＝Asus4
3. F6/Aの2弦3フレット

「魂のルフラン」Aメロ、Bメロの弾き方

使用するコード↓

Aメロのコード進行↓
Dm7(9,omit3)│Dm7(9,omit3)│Am7(9,omit3)│Am7(9,omit3)│
Dm7(9,omit3)│Dm7(9,omit3)│Am7(9,omit3)│Am7(9,omit3)│

Bメロのコード進行↓
Gm7(9)│Gm7(9)│Dm7(9,omit3)│Dm7(9,omit3)│
Em7(9)│Em7(9)│Em7/A│A7(b13)│

サビ前のBメロ↓
Gm7(9)│Gm7(9)│Dm7(9,omit3)│Dm7(9,omit3)│
F6│FM7(9)│Esus4│E7│

カポ1で弾いてみました↓

Aメロ、Bメロで使ったのは、ブリッジミュートをかけた8ビートのダウンストロークです。色がついてるところにアクセントを入れてます。

↓↓↓　↓↓↓　↓↓
ジャジャジャ　ジャジャジャ　ジャジャ

手をベタっと置いたままにするのではなく、ジャジャジャジャジャジャジャジャのリズムで弦の上で跳ねさせて、アクセントを入れる時に高音弦をピッキング、それ以外の時は低音弦だけをズンズン鳴らす感じで弾いてます。

原曲の雰囲気を出すために録音の5秒、13秒みたく、ジャラーンとやりました。その直後は16ビートで次のストロークをやってます。

↓↓↓↓↑　↓↓↓↓↑
ジャンジャンジャンジャカ　ジャンジャンジャンジャカ

サビに入る前のF6からのストロークは

↓↓↓↓　↓↓↓↓↑
ジャンジャンジャンジャン　ジャンジャンジャンジャカ

最初は弱く、少しずつ強くしていくと雰囲気がでます。

コードの押さえ方を変えてみる

BメロのDm7(9,omit3)を次のように押さえるのもキレイな音がして良いです。

ただし、Gm7(9)からコードチェンジしやすい反面、次のF6にチェンジしにくくなるのが難点。

Gm7(9)の5弦をバツにしてGm7として弾いても全く問題ないことも参考に。

別画像で申し訳ないですが、3フレットでこう押さえるとGm7↓↓↓
6弦を親指で押さえてもOK。

BメロのEm7(9)はEmでもOK。1弦まで弾かずに、6～4弦でズンズンやるのもイイ感じですよ。

「魂のルフラン」サビの弾き方

使用コード↓

サビのコード進行↓
Am│G6│FM7│Em7│
Dm7│G7(13)│CM7│Bm7(b5) E7│
Am│G6│FM7│Em7│
Bm7 E7(b9)│Am G6│FM7│G│Am│E7│

Am│G6│FM7│Em7│
Dm7│G7(13)│CM7│Bm7(b5) E7│
Am│G6│FM7│Em7│
Bm7 E7(b9)│Am G6│FM7│G│

Bメロの終わりからアウトロまでカポ1で弾いてみました↓

1番のサビは2回弾かないので、Amから間奏に入ります。

16ビートで弾くと原曲っぽいノリを出せます。アクセントを意識してストロークしましょう。

↓　↓↓↑　↓↑↓　↓↓↑
ジャーン　ジャンジャカ　ジャカジャン　ジャンジャカ

間奏やループにつながるBm7 E7(b9)│Am G6│FM7のコード進行は

↓↓↓↓↑
ジャンジャンジャンジャカ

これだけで弾いた方がノリが出てイイかもしれませんね。この辺りはお好みで。

1回目の最後に歌う「魂のルフラ～ン」のGコード（録音の32秒のところ）は、6弦でグリッサンドを入れてます。

ダウンストロークで弾いたら右手で音を止めて、左手で8フレット辺りからブーンとヘッドの方に向かってスライドするだけです。他の音が鳴らないように、指を完全に寝かせてやるのがコツ。

その後は、ミュート状態でジャララとアップストロークした後

↓↓↑
ジャンジャカ

そしてAmを弾き始めて、2ループ目へ。

コードの押さえ方を変えてみる

G6の4弦は開放弦にしてもOKです↓

ただ、4弦2フレットの音が6度の音なので、押さえた方がよりG6の響きを感じられます。

1弦の解放も6度の音ではありますが、ここでは低い音で奏でた方がしっくりきます。

G7(13)はG7でもOK。1弦を鳴らすかどうかの違いです↓

これはF#7の画像なんですが、G7もこの指使いで押さえてます↓

E7(b9)はE7でもOK。

Bm7→E7(b9)のコードチェンジが難しそうに見えるかもですが、思いのほか簡単です。

Bm7をこう押さえる↓

余った薬指を4弦3フレットに置く、中指を5弦2フレットに移動させる、人差し指を3弦1フレットに移動させる。

6弦を弾くからE7(b9)というコード名になってるんですが、実は5弦ルートのBdim7を押さえてるんですよ↓

ギターで「魂のルフラン」を弾いてみよう！

イントロからアウトロまでのコード進行を載せました。自動スクロールするようにしてあるので、ぜひ練習に使ってください。

各パートの音声まとめ↓

出だしのサビ↓

イントロ、間奏、アウトロ↓

Aメロ、Bメロ↓

サビ↓

使用コードまとめ（31個）↓

半音下げチューニングにすると原曲キーになります↓